Manchester UnitedとShinji Kagawaについて

正式発表も出たところで、Manchester Unitedでの香川の起用方法についてTwitterFacebookでちょい出ししてたことをまとめておきます。


ユナイテッドの現状と香川
ドルトムントでの試合をそんなにたくさん見たわけではないんですが、本人はトップ下を希望していますね。


ですが、日本代表で見る限り本当にトップ下が本当にはまり役なんでしょうか?
本田がいない時の香川は正直・・・


というのも、香川は活かす側よりも活かされている側のイメージが強いんです。
日本代表だと本田がトップ下でためをつくる、ドルトムントだとゲッチェがさばく中で、スペースを見つけてゴールに向かっていく時こそ活きていると思います。


そのスペースが快速ウィンガーの選手に比べて狭いスペースの中でもスルスルと抜けれる点が、たとえばナニとの違いであり、人を活かすスペースも見つけられる視野が香川の一番の武器だと思います。
だって生粋のウィンガーじゃないですからね。


では、ユナイテッドではウィング(サイド)を任されるのか、というと、今のままだと、右サイドはナニとバレンシアがいて、この2人は右サイドじゃないと活きないので、まず右サイドが主戦場になることはないでしょう。


では、左サイド、となるんですが、ヤングを押しのけてまで一年目からレギュラーになるとは思えません。


かといって、ヤングと個人レベルで劣ってるかというと決してそんなことはなく、ある条件を満たせば香川の方が相手にとっての脅威は大きいんじゃないかと思っています。


その条件が、日本代表の本田、ドルトムントのゲッチェのように中盤でボールをためてさばける選手との連携です。


ですが、今のユナイテッドでそれを期待(計算)できるのはギグズとスコールズだけですが、年齢の問題もあり必ずしも毎試合出れるわけではありません。


アンデルソンがスコールズの後継になりえなかったのは適性の面でも明らかだし、コンディションに不安が残ります。


クレバリーに期待したいのがファン心理ですが、さばき、となるとまだまだ未知数。
キャリック?まだまだ必要な選手ですが、ここで期待している役割を担うには推進力が衰えすぎています。


要するにユナイテッドの(死語ですが)司令塔、プレミアでいうアンカー役が固定できないという大きな弱点であり、香川にとって不利な条件が今のユナイテッドにのしかかっています。


この弱点を埋めるため、ツートップの時だけでなく、ワントップの時でさえルーニーが中盤まで下がってゲームを組み立てないといけないという悪循環に陥って、結果タイトルを逃してしまったといっても過言ではないので、いろいろなところで見る、ルーニーと香川のツートップ(ワントップ+トップ下)なんていうのはますます得点力不足が助長される組み合わせでしかないんです。


モドリッチが来なければ、クレバリーが爆発的成長しなければ、という条件付きですよ。


なので、モドリッチが喉から手が出るほど欲しい存在なわけですが、高い・・・
まさか今さらモドリッチがチェルシー、シティーにいってポジション争いを受け入れるとは思えないので、適正な金額でレアル以上の訴求力さえあれば、ユナイテッドにとっても香川にとっても今年の市場で買いたいところです。


もちろんアンカー役不在が解決できなかったとしても試合数が多いので香川の出場機会は十分あるし、ファーガソンが疲労しすぎない程度に十分機会を与えてプレミアに慣れるようにコントロールしてもらえるはずです。
(逆に今シーズン香川に頼ってターンオーバーを回せないような状況だとチームは危機に陥ってるはずです。)


※あくまでユナイテッドがタイトルを勝ち取り続けることが最優先なので、香川のチャンスが多少減っても金額さえあえば、モドリッチを取れるに越したことはありません。


2012-13シーズンでの香川
で、モドリッチがどうなるかわからない現状で香川をどう使うべきか、ですが、


今シーズンは、2つ、欲を言えば3つのポジションで徐々にプレミアに慣れて、翌シーズンから不動のポジションをつかんでほしいところです。


まず1つ目は、やっぱり左サイド。
ナスリやシルバ、かつてのジョーコールのような役割を身に着けながらヤングとのターンオーバーの中でプレミアのリズムとフィジカルに慣れてもらえば、プレミアでもトップレベルの両翼2名体制がとれます。


もう一つが、チチャリートかウェルベックをトップとした時のトップ下としてルーニーの代役。トップ下というよりツートップの一角ともいえます。


ルーニーとのツートップ(または1トップ+トップ下)はあり得ないのは先に述べたとおりですが、チチャリートとウェルベックのツートップは相性がいいといえず、この2人のどちらかの下にトップ下を置くと、ギグズでも悪くはないんですが、スピードの面でダイナミズムが激減するので、ルーニー以外の代役は実質いません。


ちなみにヤングもトップ下はできますが、ユナイテッドのトップ下を担えるレベルではありませんね。香川であればこの役割はこなせると信じています。
(私は香川にトップ下の適性がないと言ってるわけではないです。)



香川への期待
3つ目は、多くの人は賛同しないかもしれませんが、アンカー役です。
モドリッチが取れれば、モドリッチを参考に、モドリッチがいなければ、同じく小柄でトップ下が本来適任ながらプレミア歴代最高のアンカーの一人のスコールズを参考に中盤の底でゲームを組み立てる、ミドルを打つ役割を担う。



この3つ目が実は一番私が香川に期待している点で、
まず数年後までユナイテッドのアンカー役を担える選手が本当に見つかっておらず、プレミアの有力チームの中で数年後まで見据えてアンカーに不安を抱えているチームはユナイテッドを除いて他にないんです。


このユナイテッドの現状はチームの弱点であり、香川にとってはチャンスです。
香川がサイドで張り付くだけの選手でもなく、香川のためだけにツートップ+ひし形中盤を採用するとは思えないし、香川を活かせるアンカーがすぐに見つかるかどうかも分かりません。


だったら香川をアンカーとしてプレーメーカーとして育てようじゃないか、香川にもチャンスがあるじゃないか、というのが私の考えです。


さらに、香川がアンカーで不動の地位を築くことができれば、日本代表の「遠藤の代わりがいない」問題にも光がさすんじゃないでしょうか?
本当は本田が遠藤の代役に今すぐにでも適任なんですが、まだ本田はトップ下でも必要でこちらもちゃんとした代役が見つからないし、日本代表でアンカーを進んで選ぶとは思えません。

 
 
まだまだ若いので、左サイドで生かされるだけの選手では終わらず、スコールズのようにツートップ、ワントップの下、アンカーと中央から得点を稼ぎ、チームを活かす選手として成長してもらいたいと願っています。



背番号
8番がいいですね。


本来ならルーニーが早い段階で7番を継承しておけばよかったんですが、もうルーニーは10番のイメージが付きすぎてるので、10番が回ってくることはないでしょう。


23番はできれば今のままクレバリーにつけておいてほしい。


7番は十分ありだと思うし、それだけの潜在能力があるとみてますが、ロナウドじゃないですが、ユナイテッドへの愛着が他のチームへのそれに劣る選手に着けてほしくないのがファン心理。
(リバプールのオーエンがつけてたなんて黒歴史以外何物でもない…)


空くはずの9番はウェルベックかチチャリートがつけると思いますが、あくはずの19番と香川はイメージが違いすぎるし、14番はモドリッチに空けときましょう。


空いている2番はベイルに・・・の話はあと回しとして、


となると、期待されただけの活躍は今後も見込めないだろうアンデルソンがつけていて、過去にはルーニーもつけていた「8番」を香川に回すのが順当じゃないでしょうか。




バルセロナ志望がかなり高いのが不安&不満ではありますが、本当に香川には期待をしています。


今シーズンも楽しみですね。